『疲労回復アドバイザー』の河合です!
今回は、風邪を引かない体づくりについてです。
そろそろ、布団のぬくもりから、
出たくない季節になってきました。笑
寒くなると、インフルエンザになったりと、
体調を崩す人も増えてきます。。。
- 小学生でも出来る、風邪を予防する方法がわかる
この方法は、僕自身も、大きく効果を実感している方法です。
そして、今、この瞬間からできる方法です。
それは、どんな方法か??
まとめました。
風邪を引かないための予防法

結論
さっそく、結論からいきます。
風邪を引かないための予防法は、
鼻呼吸をすることです。
これだけで、風邪を予防する効果があります。
理由
それはなぜか?
鼻の粘膜には、免疫が集中しているからです。
とある論文の中で、このように書かれてあります。
『鼻腔は、下気道へと向かう吸気の加湿·加温作用、吸気中に含まれる様々な微生物やアレルゲンを吸着し、これを粘液線毛運動によって除去する作用など、生理的そして非特異的な生体防御機構を備えている。』
『さらに、分泌型IgAを中心とする特異的生体防御機構も備え、病原微生物を排除、
あるいは、これらを常在菌叢として共存させる、極めてユニークな器官である』
引用元:鼻粘膜の免疫生理と病態
専門用語が多くて、わかりずらいですよね、、、笑
要するに、鼻というのは、
呼吸だけの器官ではなく、
悪いウイルスなどを除去してくれる器官でもあるということです。
鼻呼吸にくらべ、口呼吸だと、
そういった悪いウイルスが素通りしてしまいます。
例えて言うなら、鼻呼吸は、
セキュリティ対策がバッチリしている、マンションのようなものです。
マンションの入り口はオートロックで、
防犯カメラもあります。
それに、警備のひとが常にいます。
鼻呼吸は、こんな感じでセキュリティがしっかりしています。

それにくらべ、口呼吸は、
なに一つセキュリティがないマンションに、住んでいるようなものです。
泥棒が入り放題です。笑

だから、鼻呼吸をすることで、風邪を予防できます。
その他のメリット
鼻呼吸のいいところは、
風邪を予防するだけではありません。
酸素が行き届く
肺で取り入れた酸素は、最終的に、各細胞に渡されることになります。
でも、口呼吸だと、しっかり細胞へ酸素を届けることが出来ません。
なせかというと、血液中の二酸化炭素濃度が下がるからです。
というのも、血液中の酸素を、
各細胞に渡す役割をしているのが、二酸化炭素です。
その二酸化炭素の濃度が低いと、
酸素を渡せないことになります。
そなると、細胞の代謝機能が落ちます。
その結果、痩せにくい体や、疲れやすい体になる可能性が高くなります。
イメージでいうと、
酸素という荷物はたくさんあるけど、
二酸化炭素という、配達スタッフがいない状態です。

口呼吸は、どうしても呼吸が浅く回数が多くなります。
そうなると、二酸化炭素を吐き出す回数も多くなります。
だから、血液中の濃度が下がってしまいます。
それに比べ、鼻呼吸は、自然と呼吸がゆっくりになります。
そうなると、二酸化炭素が長く留まることになるので、
酸素の受け渡しが、しっかり出来ることになります。

血管がひろがる
もう1つの鼻呼吸のメリットは、
毛細血管がひろがることです。
なぜかというと、一酸化窒素がつくられるからです。
鼻呼吸をすると、鼻の内部で、
一酸化窒素というものがつくられます。
この一酸化窒素は、体にとって様々な良い作用があります。
その1つが、血管をひろげてくれる作用です。
体の隅々まで、酸素や栄養を届けるには、
細い血管を通る必要があります。
この細い血管のことを毛細血管といいます。
この血管がひろがれば、体の隅々まで血液が流れ、
酸素や栄養が行き届くことになります。
この血管をひろげる作用があるのが、一酸化窒素です。
たとえば、2車線の道路で渋滞がおきているとします。

もし、4車線にひろがれば、交通渋滞も一気に解決します。
その4車線にひろげてくれるのが、一酸化窒素です。

このように、鼻呼吸によって、
一酸化窒素がつくられ、毛細血管がひろがります。
まとめ
以上が、風邪を予防する方法でした。
今回は、こちらの本を参考にさせて頂きました。
こちらの本にも書いてあるのですが、
鼻呼吸にするために、口にテープを貼るという方法が書かれています。
僕は、家にいるときは、常に口にテープを貼っていました。
そのおかげて、今は、
自然と鼻呼吸ができるようになりました。
口呼吸をしていても、
それに気づき、鼻呼吸に切り替えることが、出来るようになりました。
意識次第で、鼻呼吸は習得できるので、
ぜひ、風邪を引かない予防として、実践してみて下さい!
読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m